「始業」

授業か。結局、講義開始20分前に本来の予定通りの時間割を完成させ、授業に臨んだ。やけに人が多いが、それもまた大学祭が明けた頃にはまた少なくなってくれているだろう。


ただ、教員によってはただただ60人増えたからと言うことで、前期では30分くらいで終わった授業を受ける上での諸注意が後期では倍に伸びていたというのは印象的だった。内容は全く変わってない。しかも言葉が続かなくなると、先生は一生懸命何か話題はないかと言わんばかりに次から次へとお話をしはじめる。ところが、300人を相手にしているわけだから、流石の生徒側がしびれを切らして帰り始めると、先生も流石に話し続けるのを止めて、半自動的に撤収という形をとった。そう、実に60分間の戦いであった。


その先生は、私のゼミの先生なんですけど、たぶん明日似たようなものが見れそうな気がします。……時間割を間違えて組んでいたら今期だけで8単位行けたかもしれないが、流石にそんなチャレンジングなことはできなかった三愚者であった…。